ツクモグサを訪ねて 八ヶ岳横岳
梅雨に入ったというのに、素晴らしい天気。
すっごく得した気分です。

バスで降りた美濃戸口は東京と違ってとてもさわやかです。

淡い新緑を楽しみなが
ら南沢へ向かいます。

お目当てのホテイランに出会えました。

小さいけれどはっとするようなピンク、森の中で、ひっそりとうつむいている姿に感動しました。

真っ青な空。

下山してきた人が
「きょうは宝くじにあたったみたいに最高だった」

幸せそうな顔で言っていました。

行者小屋に着き、まずはビールで乾杯!

テントもかなりあり、みんな思いがけない梅雨の晴れ間を楽しんでいました。

翌朝、4時半起床で外に出て、お湯を沸かし朝食。

「寒いねえ」気温は6度でした。

地蔵尾根の途中でカモシカに出合いました。

ラッキー!至近距離だったのでちょっとびびりましたが。

後半の急登は早く出発した分ゆっくり登り、日の光
が輝く地蔵の頭にでました。
地蔵の頭から「ツクモグサ」に逢いに、横岳目指します。

赤岳へ向かう人たちも多いのですが横岳への人もけっこうなものでした。

日の岳へは雪渓が残っており、登る人、降りてくる人で順番待ちとなりました。

雪の部分は大きなステップが切ってあるので、それほど問題ではありませ
ん。
日の岳に着くと、ツクモグサが満開で迎えてくれました。

日が射さなければ、ここまで開いてはくれません。出会えてよかった。

鎖場、岩場を通り、横岳山頂を目指しますが、その間にもかなりのツクモグサを見ることができました。

ドピーカンの昨日ほどではないけれど、文句ない天気です。

雪がちらっと残っているのも新鮮な景色でした。

硫黄山荘で休憩後、硫黄岳に向かいます。本日最後の登り、ゆっくり登ります。

硫黄岳でも360度の展望でした。

去年歩いた、早川尾根も、大キレットも、浅間山も、妙高もすべてぐるーり。なんて贅沢なんでしょう。

「あそこから歩いてきたのね」

花も展望も満点のこの日、夏山を前に全員大満足です。

のんびり歩いたためもう人も少なく、いつもの「静寂の山」が味わえました。

このところ、八ヶ岳は積雪期がほとんどでしたが、この季節もすてきでした


季節を変えて登ると山の魅力がまた違って感じられ、ますますその山が好きになります。

赤岩の頭で稜線とおわかれです。

すぐに樹林帯となり、赤岳鉱泉へと下ります。

赤岳鉱泉で休憩後、北沢から美濃戸へ。

再び、やわらかな芽吹きの道、最後まで気持ちの良い山行でした。