美しい尖峰 朝日連峰 障子ヶ岳 天狗角力取山周遊
新幹線、高速バスと乗り継ぎ「月山口」のバス停に着きました。

バスから見る風景は、一面黄金色の田んぼやゆったりと広がる山村、心がどんどん「東北」に入り込んでいきます。

迎えの車が来るまで、のんびり過しました。
ひと晩お世話になる「朝日山の家」料理もおいしいし、物静かで美人の奥様がとてもすてきです。

夜、ある部屋では「熊との遭遇」における「実践 熊と闘う」レクチャーが行われました。

体力OK、パッキングOK,熊さんOK。

なんて素晴らしいわたしたちでしょう。
宿の車で登山口まで送っていただきました。

お昼ごろから雨・・・・の予報。

「ええー!またあー!」

でもとりあえず、まだ降ってはいません。

ここは気を強く持って「GO!」

でも、心の中では「お願い、障子ヶ岳に着くまでは降らないで」と神様にお願いしてしまうのです。

いきなりの急登、フィックスロープを掴んでの登り・・・・降りだした雨。

それでもときたま、紅葉が見られたり、リンドウのはっとする「青」に慰められたり・・・・。

じわじわと軟弱パーテイなりのペースで登ります。
早め早めの休憩をとりながらガスの濃い稜線を進みます。

途中、沢に残っている凄い雪渓を見ました。

半端じゃない!

その角度、その量、その急峻さ!

この山の本当の凄さに圧倒されました。
雨とガスの中、小刻みなアップダウンを繰り返し障子ヶ岳に着きました。

これでリーチ!

やったね、状況は良くないけれど、もう、ほとんど登りはないし・・・・。

俄然、元気になって笑顔がこぼれます。
下りだすと雨はほとんど気にならない降りになりました。

「わあー!」
「見て、見て!」

紅葉のはしり、やわらかな自然。おおらかな自然です。

東北の山、いいね。そう思わせてくれる景色です。

この日出逢った登山者は大クビトまでの登りで下山してきた2組だけでした。
天狗小屋への分岐にザックを置いて「天狗角力取山」へ。

障子ヶ岳の荒々しい岩壁があれば、この山頂ののびやかな空間もある。

「剛」と「柔」これが魅力です。
「見合って、見合って、はっけよーい」

山頂下にはほんとうに土俵がありました。

マツムシソウも咲いているすてきな土俵です。

これはやるしかないでしょう、名付けて「天狗角力取山 秋場所」 ほんとにみんな遊び上手です。
天狗小屋は、ロケーションも内部も本当にすてきな小屋です。先週の三ツ石山荘といい、東北の小屋は素晴らしい!この日泊まったのはわたしたちと、沢屋さんのひと組のみ。ワイワイ食べて飲んで、すてきな一夜でした。

朝5時半出発です。

やさしい管理人の方が「全員集合」の写真を撮ってくれました。ありがとうございました。
粟畑への途中で振り返れば、すてきな天狗小屋が・・・・。

いい場所だね。すごいね。感謝です。
昨日ガスの中で登った障子ヶ岳。

くっきり、キリリとした山容が
やっと見られました。

「カッコいいー!」
「あそこ登ったのよね」

みんな悪天の中でよく頑張りました。

この展望はそのご褒美でしょうか。そのまま、いけると思ったのでしたが・・・・。
またもや雨です。本降りです。

開き直って「下るしかないじゃん!」 

でも、「誰が悪いんじゃあー」と責任転嫁したり、キノコ取ったりで、相変わらずのわたしたちです。
ビタビタになって降りましたが予定時間より早かったため、温泉に入れました。

ハイ、余裕!山形で「山形牛カルビ食べ放題1100円!」を満喫し、大混雑の新幹線もいつの間にか座っていたし・・・・。

うーん、人徳かな??。いい山でした。