うつくしまの山旅 懸ノ森山 毘沙目木山
冬枯れのたんぼや街並み、そして時々思いがけない近さで見える青い海。

「うつくしま」は遠いけれど、この時間がいいのです。

歩き出しはお昼をまわっていましたが今日は浪江泊、気持ちはゆったりです。

沢沿いの道が終ると、雪が眩い広場です。

今年初めての雪景色。

明るくてとても気分のよいところです。

毘沙目木へは、うっすらと雪がついた斜面を登ります。

葉を落とした雑木林がやさしい雰囲気を作っていました。

雪がこんもり積もった毘沙目木。

尾根に出てからの強風が心配だったのですが、幸いなことにそれほどでもなくほっとしました。
ちょっと細いトラバースから懸の森山へは、すてきな道が続きます。

雑木林の中にひと筋、雪の白い道がすうーっと空に伸びているのです。

「天空の回廊」と表した人がいましたが、ほんと!不思議な感覚になるところです。
懸の森山を過ぎると、下りは気持ちのよい落ち葉の道。

雪もなくなり、なだらかでフカフカのクッションが「下りの見本コース」のようです。
鉄塔の見晴らし台からは太平洋にむかって贅沢な景色が広がります。

皮肉なことに青い海に白い原発の建物がとても似合っていました。
終点の鳥居に到着。

雪でスッテンしなくてよかったあ!と喜ぶFさん。

さあ、今日の宿泊地「浪江」での夕食が楽しみです。

この日、気温がぐんと下がりました。