沢登り入門
奥多摩 小坂志川
空模様は今ひとつですが、この時期ですから雨が降らないだけでラッキーです。

今回、沢デビューするSさんを交え、入渓点で身支度を整えました。
「いいねえ」

「やっぱり沢はいいねえ」

同伴?の父兄たちは久しぶりの沢に喜びます。
水につかっていても、動いてさえいれば冷たさは感じません。

ゆっくり水の感触を楽しみながら進みます。
ヘルメット姿もりりしく、果敢に突撃するSさん。

いい根性しています。
小さいながらもへつりがあったり。
「なるべく水流近くを来たほうが楽よ」

「ハイ!」

とっても素直なんです。
前後をばっちり「父兄」に守られて、お姫様が登ります。
小さいながらゴルジュもあり。

「はい、突っ張って、突っ張って」 

ドボン!

先頭を行く「A氏」が落ちて見事浸かりました。

「ウヒャウヒャ、一名犠牲者!」他人の不幸は蜜の味です。

ここは意地でも落ちられません!
ドボンした人は開き直ります。

「よおし、もう、恐いものなんてないぞー!みんなも落ちて早く楽になったほうがいいよ!」

イヤだって。

でも、二人目の犠牲者も出ました。
詰めはちょっとズルして木材の運搬道に出ました。

ちょっとしたハプニングがありましたが「なんとか楽して登る隊」としては詰めの急登回避に成功したのです。

万六尾根にでればあとは「拝島の居酒屋」目指して「泡、アワ、あわ」と下るのみです。

柏木野のバス停に着くと同時にドシャブリの雨になり、なんとも悪運の強いわたしたちでした。