ワンラックアップのアイゼントレ
丹沢 葛葉川本谷
久々に沢でアイゼントレーニングです。

出合の「葛葉の泉」で名水をとる人たちを尻目に装備をつけていきます。

ハーネスは?スパッツは?ひとつひとつチェックして準備を怠りません。
ガシャ、ガシャ、ガキッ、ガシャ、、、、、。

アイゼンつけての沢登りは足も重いけれど、音もうるさいのです。

「エエー、これで登れるの?」

大丈夫、ちゃんとそのうち体の一部になりますよ。
風もなく気温も高め。

登りはじめると暑いこと暑いこと!まるで四月頃の陽気です。

トラバースはアイゼンの前爪を上手に使ってね。

みなさん、なかなかいいバランスで前爪を使っています。
「カッコいいなあ」

とてもいい感じで上体を離し、足で登っているのがよくわかります。

「渓流シューズでさえ難しいのにアイゼン着けて登れるのかしら」

不安そうだったTさんですが見事、決めています。
続いてSさん、出足の一、二歩でゴチャゴチャ騒いでいましたが、すぐ立て直してきれいな姿勢で登ってきました。

この立ち直りの早さは、とても見事で彼女のすてきなところです。
「でもね、下でちょっとボチャンして濡れちゃったの」

靴下をしぼって履きなおし、どこまでも明るいSさんです。

気温も高いし、変えの靴下を履くまでもありませんでした。
沢も初めてなら、冬靴もアイゼンもおニューのS,Yさん。

度胸満点、室内壁のトレーニングを活かして華麗に登ります。
最初ぎごちなかったアイゼンも、次第に体の一部、靴と一体になってきました。

「全然滑らないし、渓流シューズと同じくらい登りやすいかも」

そうなんですよねえ。面白くなってきたでしょ?
「気を抜かないで!」

「ゆっくりでいいから、爪を当てる角度を考えて!」

ひとつひとつの姿勢がどんどんきれいになってきました。
緊張感、足の重さ、そして暑さ。

疲れがたまってきた頃、林道に出てトレーニングは終了。

アイゼンの爪を意識して登った今日のトレーニングは中味の濃いものでした。さあ、次ぎにむかいましょうね。