別荘気分の避難小屋 さわやかな湿原 大展望
東北 三ツ石山 
雫石からタクシーで奥産道のゲートまで入りました。

「昼前まで、すごい雨だったから明日はよくなるかもね」

やさしい運転手さんの言葉を信じて舗装道路を歩き始めました。

道端には秋の花が・・・・。

とりわけノコンギクがみごとでした。

あまりうれしくない車道歩きですが、花を見ながら、おしゃべりしながらだと気が紛れます。
40分ほどで登山道に入り、滝の上温泉からの合流点で尾根となります。

登るにつれ、ガスが濃くなって・・・・。

それでも強気?で「いいのよ、明日よくなってくれれば」とても寛容なわたしたちです。
雨具をつけて歩いていると前方がポッカリ開け、湿原の登場です。

その先にぼんやり避難小屋も見えました。

なんて幻想的な風景でしょう。

「わあー!すてき・・・・」

「きれい・・・・」

夢の中にいるような光景です。
内部は掃除が行き届いて、どこもきれい。

「ひと晩、使わせてくださいね」

早速いつもの手順で(雨具を吊るして、マットを敷いたり)小屋をマイホームにします。
時間はまだ3時前。どうする?

居酒屋開店しちゃう?

だって外は雨だし、大人5人もいてお遊戯もないだろうし、はるばる来た東北ですもの。

わけのわからない理屈で、はやくも宴会モード。
この日、天気が悪いためでしょうか、貸切でした。

ロウソクを立てればますますいい雰囲気に。

Aさんの朗々とした歌声が湿原にながれました。
明け方「ピカッ!」 「ゴロゴロ!」激しい雨が続きました。

朝、起きると湿原はさらに大きくなったような・・・・。

登山道は水路になっていました。

時折り激しく風が吹きます。

時々、チラと見える景色にそれでも期待していたわたしたちでしたが。
このテラスで優雅に朝食食べたかったなあ。
軽井沢の別荘にて、ヒマをもてあましているセレブ。

・・・・ではなく出発時間までの間談笑しているだけです。

お世話になった小屋内部をきれいに掃除しました。

「来たときよりも美しく」

そう、そのとおりです。

感謝の気持でお掃除させていただきました。

「天気のいいとき、また来ましょ」
ヒタヒタ、ヒタヒタ、奥産道を歩きます。
紅葉のはしり、ツルアジサイがそろそろ色を添えだしました。

これよね。この感じが東北なのよね。
キノコをとったり、ムシカリの赤い実に感心したり。

網張温泉では、気持ちのよい温泉に浸かりました。

あの湿原、また、行きます。次ぎは晴れてください。