夏山にむけて 三ツ峠RCT
裏登山口は駐車している車で溢れんばかり、最近はダルマ石から登る人なんていないのかも。

かく言うわたしたちももちろん、裏口入学です。

やかましいくらいの春ゼミに追い立てられて、汗びっしょりで登ります。
四季楽園に荷物を預けてから岩場に行き、軽くウオーミングアップ。

混雑しているのでは?と心配していたのですが、一般ルートはタイミングよく空いていて、他のパーティを気にしないで登れました。
「プッハーおいしい!」

「最高!」

虫の集中攻撃に耐え、汗をかいてのひと仕事が終わり四季楽園に戻ったら、ご褒美は「ビール」です。

さあ、明日に備えて水分補給、気力も充分のわたしたちです。
早朝、登ってきた2名が合流し、フルメンバーで開始します。

昨日登ったルートですが、今日はどうかな?

Tさんはこれで三ツ峠2回目。

久しぶりの岩ですがなかなかいいフオームでのぼっています。穂高目指して頑張ろう。
やる気充分、沈着冷静なAさん、いいですねえ。

今年はバリエーションで女子隊のリーダーです。
スタイル抜群!度胸のよさも抜群!のSさん。

細い体とはうらはらに初めての三ツ峠でものおじせずに登っていくたくましさ。

これからが楽しみです。
室内壁では、バランスよくきれいなフオームで登るFさん。

外岩ではあと、ほんの少しの野性?を身につければ充分登れるのです。

自信を持って!
自分を信じてGO!
第一バンドに集結。

上方からの「落」もあるので注意はおこたりなく。

今日は曇りなので、暑さも感じず、虫もいなくて快適です。
サンドイッチクラックで「ハム」になりそうになった人もいましたが、全員無事通過。

3P目はAさんがリードで決めていきます。

「ここ、届かないって」

「もう、いやなんだなあ」

ぶつぶつ文句いいながらも冷静です。カッコいいー!
後続をビレイ、ロープワークも慣れてきたAさんです。

どんなときでも、あわてず、騒がず。

彼女のかもし出す雰囲気は人をリラックスさせてくれ、安心感と信頼感を与えてくれます。

さて、最終ピッチが終ったら恒例の「大根おろし」が待っています。

「足、痛い、やだ」

「俺も。足痛い、無理」

そんなやわなメンバーを尻目にまずは先陣をきってSさんがトライ。

「輝くスター」ですからあっという間に登ってきました。
続いてSさん。

「エー、どこまで降りるのー?」

でも、懸垂下降も度胸満点。

きれいなフオームで降りていきます。
「張って!」

「張ってー!」

「もっとー!」

根性で登ってきます。すごいねえ。感動ものです。

美しい人ですが、そのパワーはさらに魅力的ですよ!
次ぎは、今日リードして、ビレイして大活躍のAさん。

さすが懸垂下降も美しく、するすると降りていきます。
「ウウ、ホールドがあああああ」

「あ、あ、ない、ない」

といつものボヤキ?をいれながら確実にクリアしてきました。

おみごとですね。
懸垂下降にはいる直前に「ドッカーン!」雷が鳴りました。

でも、それから4P,懸垂、懸垂で登山道まで降りました。

時間はかかりましたが全員よく頑張ったのです。

歩く山とはまた違う緊張感と充実感、これいいですね。また行きましょうね。