沢登り入門 奥秩父ヌク沢下部
Sさんの高級車で西沢渓谷まで入り、出合で身支度を整えます。

子どもたちの団体が通り過ぎるとき

「ええ、どこ登るの?」

「すっごいかっこいい!」

君たちもこれからいろんな山の楽しみ方してね。てれくさいので沢に入ります。
河原歩きの後、やっと最初の滝。

冬に来たとき結氷が甘く、登れなかった滝です。

水量が多めなので、水際ぎりぎりにコースをとるSさん。
2番手はSRさん、水の多さに少々のまれ気味でしたが、それでも確実に登っていきました。
そして沢2回目のSYさん。

前回の奥多摩の沢デビューをいかして、持ち前の「押して、押して」の前向きな登り方はみごとです。

「奥多摩とやはり違いますね」

そうなんです。だから楽しめるのです。
ここも、水量が多く、脇を登ることになりました。

沢はそのときの状況によって登るルートも違ってきます。

今日はどこかな?このメンバーならどこかな?

直登も巻きも、そのパーティにあったルートをいけばいいのです。
昼食を兼ねての休憩、もちろん焚き火大好きのわたしたちですから「寸暇を惜しんで?」遊びます。

「誰か新聞紙持ってない?」

あいにく誰も今日は持ってきていません。それならそれで・・・・あるもの総出しで火付けをします。
コピーした地図、参加要項、パンの包み紙、トレペー、機密文書である仕事用の手帖の数枚、ありとあらゆる紙を動員します。

「これでつかなければ各自千円札、または万札提供!」

「やあだ!」

「持ってない!」

ケチなわたしたちでしたがみごと焚き火に成功!
さて焚き火が成功したら、次ぎの遊び。

SYさんが、プチトマトを木の枝に刺し「焼きトマト」で遊びます。

「これ、いけますよー!」

うれしそうに焼いては食べ、焼いては食べで楽しんでます。うーん、ワイルド!
休憩のあと、途中高巻きもしました。

フィックスを張ったトラバースに最初腰が引けて体が寝てしまったSRさんですが、カメラを向けると

「待って!意地でもしっかり立つから!」

でもやっぱりねてますよね。

大きな砂防ダムのある近丸新道と合流後、深い緑の登山道をいい気分で戻りました。