南アルプス 雄大な源流周遊
北岳、間ノ岳、三峰岳
入山して2日目、なぜか北岳肩の小屋にいるわたしたちです。

逆川から楽しく帰宅した翌朝、さあ次は北岳と何気なく見た天気予報に突然台風情報!

たしか先週末までなかったはずなのに、、。苦難の山の始まりでした。
両俣小屋からのコースは渡渉が多く、雨量が多い場合は危険です。

で、安全な御池コースに変更したのです。

御池小屋泊の翌日雨の中、草すべりを登り稜線に出てからは風も加わったことから肩ノ小屋でよしとしました。

そして翌日北岳を越えて野呂川越にむかったのですが。
立ち寄った北岳山荘で「午後から雨、翌日も雨の予報」との情報。台風一過を信じていたのですが、、。

またまた転進、、。トラバースコースで八本歯に、、。

昨日の雨でビタビタの状況にうんざりでしたから。

でも久しぶりのトラバースコース、なかなかいいのです。
とにかく、花がすごい!

ここは花好きの人なら是非来てほしいコースです。
もちろん、またあの急な登り返しで北岳を越えるのもいや、という軟弱さもありましたが。
ほとんどひとにも会わず、花と景色を堪能します。
さすが第2位の高峰、どこを切りとってもダイナミックです。
ところどころこんなハシゴもありますが、よく整備されています。
八本歯コースは初めての人もいて「恐そう、恐いんでしょ?」

「いえ、しっかり整備されてますから」

「でも、恐いんでしょ?」

「うーん、、、ま、楽しんでください」

だいぶ緊張していますね。
八本歯のコルに降り立って休憩。

タカネビランジの可憐な花を見て、ここから再びハシゴが続きました。

この頃より登ってくる人の多いこと多いこと。
ハシゴは終わりましたが、ザラザラの道が続きます。

それにしても二俣周辺でも午後をかなりまわったというのに、八本歯にむかう人の多さにおどかされました。

せめて御池小屋泊まりならいいと思うのですが。
二俣を過ぎると「ミヤマハナシノブ」がいっぱいです。

こんなにあったのかしら、何度も来ていたはずなのに記憶がありません。ほんとうにすてきな花です。

疲れてきてはいますが、こんな贅沢なお花畑はめったにありません。

足が何度となく止まります。
2箇所あったガレの迂回路は、すっかり整備され歩きやすい道でした。

左岸に移ればもう、あと3,40分で広河原です。

台風に翻弄され変更、修正連続の3日間でしたが「安全第一」で決めた行動に迷いはありませんでした。
「来年また行きましょう」そう、言ってくれたメンバーの方々に深く感謝しました。