地図の空白部にトライ!
丹沢 鍋嵐山
土山峠に降りたとたんさえぎるもののないバス停付近はすごい風、寒気、そして山を覆う雪。

「あのー他の山でもいいんですけど‥‥」

いえ、いえ、この風はもうじきおさまります。

陽だまりに非難して、支度しました。
しょっぱなからこの積雪。

烈風が宮ケ瀬湖から吹きつけ、衣類を全部着込んでいてもまったく汗はかきません。
風は強いけれど見事な青空。

丹沢でこんな雪山気分が味わえるなんて、すごくラッキーです。

二,三日前くらいと思われるトレースが入り乱れていました。
辺室山の三角点の先で、南面に入り風を避けて休憩。

少しづつですが風が弱まってきているのが感じられます。
鍋嵐への分岐では地図読みとコンパスの使い方のお勉強。

北は奥多摩の山々、向きをかえれば蜃気楼のようにビルが立ち並びその後ろに太平洋がキラキラ。

風もおさまり、ゆっくり休憩ができました。
「ここからは登山道ではありません」という標識を越えて鍋嵐へ。

ロープのあるちょっとした岩場、トラバース、ヤセ尾根、短いですが変化にとんだ道が続きます。
山頂直下の胸突き八丁をしのげば、鍋嵐。本日貸切です。

三峰、主脈の山が見えます。

「ゆっくり休んでくださいね」
「下りが、、、、。急な下りが心配、、、、、」

そう、じゃあ、安全圏に入ってからにしましょう。ひと休みで下りにかかります。
山頂直下の急下降もこなし、最後のトラバース。

ここを過ぎたらロープのある岩場を残すのみ。

もう、ひと息、ゆっくり、気を抜かずにいきましょう。
「警告」のある看板につけば登山道との合流点。

緊張から解放されて思わず出るガッツポーズをとる2人。

その気持ち、よくわかります。

ここでは「品格」は取りざたされません。
物見峠経由で下山です。

山の向こうは厚木方面の平野が夕日でオレンジ色に輝いていました。
三峰からの尾根を乗越すまで北面は雪が多くスピードがあがりません。

植林帯から車道に飛び出たのは5時半。厚木B級グルメで盛り上がったのは言うまでもありません。

今回の鍋嵐もいい山でした。

雪質がやや不安定な中、よく頑張ったメンバーに拍手でした。