沼田周辺 小粒でもピリリの戸神山と独占!雪の板沢山
戸神神社の駐車場にはすでに車が何台か止まっており、出発準備をしているとすでに降りてくる人々も。

地元の方たちでしょうか。

なんだか人なつこい?山のようです。
広い林道から直登コースに入ると岩がちになり、傾斜がぐんぐん増してきました。
やさしくて、楽しい岩稜に思わずにっこりの笑顔。
真下に畑や道路、これ気分いいですね。
そして山頂に出れば‥‥見事な展望がひらけます。

2段になった河岸段丘がくっきり。

そうか、地球ってこんなふうになっているんだ。

小さな山ですが、とてつもなく自然の大きさを感じさせてくれる展望です。
何度も登っているという地元の男性が「低いけれどいい山でしょ」という言葉に素直に同感しました。

地元の方は朝登って、さっと下ってしまうそうです。

こんな景色を何度も見られるなんで、すてきですね。

谷川方面は雪雲、ときどき雪の結晶が飛んできました。
戸神山を堪能してから、隣りの高王山にむかいます。

ほとんどの人は戸神山のみなので、静かな雪道をのんびり辿りました。
車道を横切って作業用モノレールが敷かれた登山道を登ります。

モーターの音がし て、モノレールがちょうど降りてきました。「これ、乗ってみたいねー」

昔、山城があったという山頂は大きなアンテナがありますが、半分は陽だまり。

さ、 そろそろ今晩の宿に行こう。沼田から水上、土合山の家と移動しました。
お風呂に入って、夕食のカニで大満足、快適な一夜を過ごしました。

さて、今日の巡業は水上に戻ることから始まります。

雪が降りしきる中、土合山の家から歩いて土合駅に着き、ラッセルでホームに進みます。

「どさ回りって辛いね」クスクス。山旅っていいなあ。
わずかな距離なのに土合と水上では雪の量がガクっと違ってくるのがよくわかります。

石神峠までタクシーで入り、地形図を見てから巡視路に向かって出発します。

天気は上々、今日も楽しい一日の始まりです。
スノーシューで、ゆっくり高度を上げていきます。

時折、冷たい風が谷から吹き上げてきますが、雑木林の明るさが気分を盛り立ててくれます。

雑木林の勝ち!こんな印象的な巨木もあり、とっても得した気になります。
木々の作る陰が芸術的な線を描いています。
1000mをちょっと越えた標高なのに、尾根には小さいながら雪庇も張り出しています。
陽だまりで大休止のあと板沢山山頂を目指します。

谷川方面も素晴らしい天気、木がちょっと邪魔していますが、所々でその真っ白な姿に見入りました。
板沢山山頂直下は大きな雪庇が張り出しています。

ブルーの混じったこの雪庇は厚みがあってなかなか立派。「敵陣の中央突破!」と行きたかったところですがスノーシューとストックなのでおとなしく回り込みました。
山名の標識がなければ知らずに通り過ぎてしまう地味な山頂です。
展望も木に遮られ、いまひとつですが、でもこの山はここに来るまでの行程がいい。

静かな山好きの人にはそれがなによりです。
雪庇を回り込む急斜面でスノーシューをはずしました。

「キャホー!早くおりておいでー!」

飛び跳ねるように降ります。青空と白い雪が自然界の生き物へと変身させたようです。
帰路は最短コースをとり、ここでは先頭のHはすたすた雪の上歩いて一人勝ち。

林道に出て待つことしばし、しばし‥‥。何人かがもぐり、中には腰まではいったとか。

「もう、ヤな性格」

なんと言われてもこれだから雪山やめられませ ん!

最後はのどかな大沼集落に出て終了です。
登って、楽しんで、ちょっぴり冒険して、たっぷり遊んだ一日でした。

ザック背負ってドサまわりの二日間、売れない旅役者の気分になれるのもこれまたいいものです。

満足したわたしたち。今日は家に帰ろうね。