富士山で歩きの基本を学ぶ
馬返しまでタクシーで入り身支度を整えて歩き出しました。

1月に入ったというのに雪が少なく、ちょっとがっかり。ま、上へ行けばそのうち多くなるかも。
歩き方を考えながら、雪のない一合目を通過。
二合目近くになると凍った雪が出てきました。

どこにどう足を置いたら滑らないかを考えながら登るのもひとつのトレーニング、アイゼンはまだ着けません。
凍った場所が短い区間なら、ピッケルを使用してカッテイングで通過、そんな想定で実践します。

「ブレードとピックをこう使って‥」だんだんと上手になってきました。
途中からアイゼンをつけ、耐風姿勢も練習しながら歩きます。

「ピー!」とホイッスルが鳴ると「1,2,3」で耐風姿勢。

前と後ろから鬼?がやってきて体をゆさぶられ風に負けない姿勢を覚えていきます。
三連休のなか日、多くの下山するパーティとすれ違いました。

わたしたちはトレーニングしながらなのでゆっくり登ります。

そろそろ「五合目はまあだ?」の声が‥。

一,二合目までは長いけれど、三合目からは距離が短くなるのでもう少し、ね。
佐藤小屋に着きました。

アイゼンをはずしてさあ、暖かい小屋に入りましょう。
小休止したら、机上講座の開始です。

雪山の魅力と厳しさ、衣類、装備、心構えなどの注意点を学んでいきます。

雪訓初めての人、2回目の人、3回目の人‥、みなさん、とても熱心です。
夕食は野菜、肉たっぷりのおいしい鍋。

ほかにイナゴの佃煮やモツ煮も出たりで豪華です。

イナゴは‥とてもおいしかった‥そうです。
食後はストーブのまわりで楽しく歓談。

他パーティの人とも話しがはずみます。
暖かく快適な夜を過ごし、快晴の朝をむかえました。

身支度を整え出陣です。

気温はマイナス13度、風がないのでとても楽です。
ほとんどのパーティは昨日下山しているので、貸切状態。

どこでも、お好きな場所でどうぞ、眩い雪が誘っています。
まずはアイゼンなしの下り。

「へっぴり腰になると滑りますよ」

「雪があってもなくても、体重は踵の上にするのが下りの基本姿勢です!」

最初はまだ体が慣れていないので、恐る恐る‥。
降りたら登って、また降りて、登って‥。

習うより慣れる、だんだんと上手になっていきます。
アイゼンを着けての登り降り。

耐風姿勢も交えて、メニューをこなしていきます。

ときにはわざとこんなルートをとって、ピッケルの使い方の実践もしました。
じっとしているとやはり寒いので、休憩は日だまりでとりました。

風がないので、日の当たる場所はゆっくりくつろげます。

時々場所替えをして様々な技術に取り組みます。
危険のない場所で、滑落停止。

1回より2回。2回より3回。回数を重ねるごとに上手になります。
どんな姿勢で転倒しても、決してあきらめないことを学びます。

そしてその自信が歩きを確かなものにしてくれるのですから。
参加回数が多いほど、上手になってきてますね。

佐藤小屋までの戻りはまた変則ルートで実践的雪山をしました。

昼食後、馬返しまでの下りは所々バリエーションコースで、学んだ技術を即実践。

初めて参加のFさん、苦手の下りもよくなってよくなってきました。
富士吉田駅から富士山特急で大月へ。ラウンジつきの豪華電車でこれってご褒美?

大月ではAさんの行きのすばやい偵察で新しい居酒屋発見、わいわい盛り上がりました。

さあ、今回のトレーニングを生かしてこれから雪山楽しみましょうね。