初夏の花を楽しむ
伊吹山と北尾根御座峰
日梅雨前線が活発化、
「激しい雨も‥」
という天気予報の真っ只中、運を天に任せて?いえ、強運を信じて出発。

この潔さが、はたまた日頃の行いが通じたのか、ドライブウエイ駐車場に着いたころ、時々雲が切れだしました。
前回、来たときは夏の最盛期、イブキトラノオ、ギボウシなど色も大きさも目立つ花が多かったのですが、この時期は白や黄色の小ぶりな花が多いようです。
進むにつれグンナイフウロが多くなってきました。

他のフウロは見つけられなかったのでフウロソウの中でも早く咲きだすのでしょうか。

茎も太く毛が付いているのでなんか他のフウロより強そう、まだ気温が変化するこの時期に適しているのかも、なんて想像してしまいます。
山頂は高原スキー場から登ってきた人たちもいて、お店の前はそこそこ賑わっていました。

ガスに包まれると、半袖では少し寒いくらいです。
ウマノアシガタとヤマハコベでしょうか。

「自生した雰囲気の多様な植物」「自然」イングリッシュガーデンのキーワードですが、まさしくこれはイングリッシュガーデン。

派手さはないですが、素朴な雰囲気がとてもすてきで今回はこれが楽しめました。
ウマノシガタってこんなにすてきだったっけ。
ガスの切れ間が、この山が花だけが魅力の山ではないことをみせてくれました。

ちょっと片目をつぶってロープを消してみると、雄大な広がりが素晴らしい山でした。
オドリコソウの群落もありました。

この日は大垣のホテルに戻り、明日は北尾根です。
ドライブウエイの開く8時前に早くも到着。

通いなれた?道路で北尾根登山口に着きました。

今日は午後から雨という予報に午前中勝負をかけます。
「熊注意!」の看板があるガードレールの脇の道から静馬ケ原へと降り立ちます。
行く手には目指す「御座峰」

近いような、遠いような‥。

大禿山や国見岳も見えています。
1149mを越えると下りになりますが、所々赤土でしかもグチャグチャ。

絶対尻もちなんかつきたくありません。
元気印のヤマブキソウ。
タニウツギが真っ盛り。

とてつもなく濃いピンクもあり、足元の楚々とした花に比べると「高級バーのオネエサン」的感じであでやかです。
ヒメフウロ
今日の北尾根は貸切です。

風が通る場所は涼しくて快適なのですが、風がないとけっこう蒸し暑く、休憩は「風」の通るところが大人気でした。
エビネでしょうか。よくみるとなかなかきれいです。
ブナ林や気持ちのよい草地を過ぎ、緩やかに登って御座峰に着きました。

時間的にはもう少し進めるのですが天気を考えると今回はここで終了です。
今回は花博士のMさんがいないので、こういった一見なにげない花の名前がわかりません。

イブキハタザオ?
ヤマハコベ?
コンロンソウ?
ナズナ?

来る前に一応調べてきたのですが、もう、お手上げ状態です。ま、いいか。とてもかわいい花たちでしたから。
堂々とした山容の伊吹山が見えています。

その奥は鈴鹿の山、そして岐阜側は白山をはじめとして重々たる山々、その重なりは感動的にすばらしいものでした。
今日一番の1149mへの登りが終わればほっとしてルーペでちいさな花々をじっくり見させてもらいます。

ルーペで見る花は別世界。ひとつひとつが繊細に輝き、なんて美しいことか。

ルーペを持ってきてくれたFさんに感謝です。
静馬ケ原に到着です。二日間雨にあわず、なんてラッキーだったのでしょう。

Sさんの傘は時にストック、時に喜びの表現として大活躍しました。
広島から参加したTさんはもう何度も伊吹山へきているそうですが、季節を変えて登りたい山なのだそうです。

その気持ちわかるようなきがします。1回目は花は多かったのですが、人も多くて「自然」が感じ取れませんでした。今回来てよかった、そう思いました。

次は雪が消えてすぐがいい、そして国見峠まで延ばしたい。梅雨の合間の楽しい山旅に満足しました。