丹沢 雪山入門
塔ノ岳からヨモギ尾根
久しぶりの表丹沢、わけあって二人になってしまったこともあって、それではと久しぶりの大倉尾根を登ることにしました。

大倉高原山の家が営業しているのに驚き、見晴らし茶屋もペンション風なおしゃれな建物になっていました。
堀山の家の前ではこんな可愛いリースも売られていて、思わず立ち止まってしまいました。

この日は暖かくて、登っていると汗が吹き出ます。

脱いで、脱いで、半袖1枚、私の場合はこれが正解。
喘いで喘いで花立。ここもきれいな小屋に変わっていました。

何年間このコース来なかったのでしょう。

例のわたしの大きらいなものに出会って以来、西丹沢がほとんどになってしまったのですから。
下山者が多くなってきました。

軽アイゼンを着けている人、サッカーの観戦に着るようなロングコートを来ている人、元気な山ガール、そしてそれに負けじと山ボーイ????

すれ違う人々のフアッションを見ているのも楽しいものです。
花立から少し雪が多くなりました。今日も「暑い、暑い」の言葉が大活躍!

2月からこれでは夏が思いやられます。

いつもながらの時間調整しながら3時尊仏山荘に入りました。
快適な小屋の一夜でした。日曜日なので横須賀からいらした男性2人とわたしたちだけ、楽しく過ごさせていただきました。
うっすらと新雪がおおい、きれいな雪景色になりました。

この時点では残念ながら曇り、パラパラと雪です。

表尾根に入ると樹氷がとても見事です。

次第に風が強くなってきましたが、雪山フル装備の準備は万端なので問題ありません。

木の又大日の手前で「テン」を見ました。時間にして数秒ですがオレンジが入った体は雪の中で素晴らしく美しく見えました。
満開のさくらのトンネルにいるようは樹氷の見事さ。

青空ではないけれど充分堪能できます。

そして脇の潅木もこんなに美しく変身していました。月曜日なので誰とも逢うこともなく、モノクロの世界を楽しみます。
行者の岩場にさしかかるあたりから、風はときおり「ゴー」とうなりをあげ、上空ではかなりの強風であることがわかります。

崩壊場所はハシゴが組まれ整備されていました。
雪が付いた岩場はガスと風でちょっとカッコいいです。雰囲気は八ヶ岳?

この頃より激しい風の音にまじって不気味なゴロゴロという地響きをともなった音が聞こえ始めました。

雷?
確かに大気が不安定な感じがしました。
ゴロゴロに追われ、びびったわたしたちはヨモギ尾根をあきらめて三ノ塔尾根に逃げました。

安全圏でゆっくり暖かい飲み物をとり「よかったねえ」とほっとしました。

下るにつれ青空、なんだかとてもうららかな気分になります。車道を横切って再び尾根を下ります。
大倉の風の吊り橋では梅が満開、やわらかな甘い香りが漂います。

風のうなり、ゴ ロゴロ、氷結した岩、あの稜線と麓のこの違い。山ってだからすごいし、楽しいですね。

渋沢で菜の花買って、餃子、ビール、ラーメンでいい気持ちで電車に乗 り込みました。

※雷の正体は自衛隊の北富士演習場からでした。びびりまくった可愛そうなわたしたちです。