神秘の森
天城の秘境 皮子平
昨日合流した一名を加え湯ヶ島の温泉民宿からタクシーで八丁池入り口へ入りました。

誰もいない登山道をまずは池へ。

「木がすてき!」ほんと、久しぶりの天城ですがこんなによかったっけ。
眼下に見える八丁池をぐるりと回りこんで湖畔に着きました。

昨日はキャンプする人がけっこういたとのことでしたが、誰も見あたらずひっそりとしています。

ここで小休止しましたが、じっとしていると指先が冷たくなってきました。気温は7,8度の感じでしょうか。
戸塚峠へむかう途中、こんなにきれいな紅葉がありました。

下草もなくすっきりして手入れのされた日本庭園のようです。

天城に来て万次郎、万三郎のピークだけではもったいない気がします。すてきなブナやヒメシャラの森があるのですから。
ね、ここもすてきでしょ?
白田峠あたりから、所々倒木が目立ちやや荒れた感じがありますが戸塚峠はもうすぐです。

こんな倒木越えもいよいよ秘境近し!の気分を盛り立ててくれます。
戸塚峠から皮子平に下ります。ゆるゆる下っていくので「早く降りたい、早く見たい」と心がせかされました。

東皮子平はほんとうに「不思議の世界」。誰かが「ね、妖精が出てきそうじゃない?」ほんと、そんな感じです。

細いヒメシャラと巨木が平坦地にびっしり、ふかふかの苔むした岩のつらなり。写真を撮ることを忘れ、西皮子平についてしまいました。紅葉がきれいです。
西皮子平は 300万年前に噴火した火口跡です。わくわくしました。来る前からここに着いたら「噴火口跡の中心で愛を叫ぶ」を絶対やってみようと思ってました‥。

「セカチュウ」ならぬ「フンチュウ」を。

なのに、なのに‥。「立ち入り禁止」 無情の立て札と真新しいフエンスが‥。ガーン!
帰って調べてみたら今年の3月にマメザクラを植樹し鹿に食べられないよう柵を作ったそうです。

愛を叫べなかったわたしたちは「柵の外」でおとなしく食事をしました。なんかなあ、これって刑務所の昼休みって感じ?

淋しく柵にしがみついて、紅葉に見入るわたしたちでした。
気分転換の早いわたしたちは「ま、いいか」でのんびり休憩しました。

帰路は登りなおして八丁池に行くよりも、筏場林道を下ろうということでまずは林道目指して下ります。

フエンスを作るために入ったと思われるブルドーザ道や作業道が少し入り乱れていました。
林道に出てひたすらゆるゆる下り、約1時間ほどで皮子平経由戸塚峠への分岐と出会います。

まだまだここからが筏場林道の林道歩き正念場となります。

こっちから登らなくてよかったあ。根性なしには林道歩きは辛いのです。
ひたすら歩いて3時過ぎゲートへ着きました。衣類を着こんで、わさび田を見学しているうちにタクシーが到着、意外に早く修善寺駅に着きました。

西皮子平はちょっと残念でしたが、東皮子平の異次元のような不思議の森はすてきだったし、天城の森のすばらしさも再認識しました。

山ってやっぱり深い‥。ときを変え、コースを変え、行ってみるのもいいものでした。