花の山旅
八幡平、黒谷地湿原、安比高原
安比高原は初夏の日差し。

車から降りてブナの森への道に入るとズミの花の可憐なピンクが出迎えてくれました。
関東ではとっくに終わっているマイズル草もここではこんなにきれい。
「いいなあ、この感じ」

2次林のブナはまだまだ細いけれど若さのもつ清々しさを与えてくれます。
巨木に出会います。耳をつけてブナの息遣いをきいてみました。

聞けたという人、わかんないという人。日頃の行いで違いがでるのでしょうか。

普段だったらちょっと恥ずかしいと引いてしまうこんな行動が素直にできてしまうのも、静かなブナの森の魔法かもしれません。
ブナの森の散策を終えて、さあ、今度は高原の風にふれましょう。
青い空、やさしい線を描く山々。

東北—どことも違うこの東北の雰囲気が好きです。
花の終わったオキナグサがすみっこでキラキラ揺れていました。
むらさきの花や黄色の花、高原の名もない花たちはなんて魅力的なんでしょう。

ごく自然にこんなやさしい笑顔になれます。
のびのびした雰囲気がうれしくてこんなこともしてみたり。

この日赤坂田の民宿に泊まり、心のこもったおいしいお料理をいただきました。

とてもすてきな民宿でした。
民宿を出発し八幡平アスピーテラインに入る頃から雨。

駐車場から歩き出すときには風も加わり、本格的な風雨です。無理せず、山頂まで歩いてみますか。
でもミネザクラのお花見もできて。
まだまだ雪がたっぷりあって、6月なのにこんな雪の山にいられるなんて、天気の悪さも気にならず楽しくなります。
山頂の展望台で遊んでみました。
本当はヒナザクラが見たかったけれど、この天気では仕方ありません。

でも、雪あり、花あり、で多少楽しめたし、山が駄目なら温泉があるさ。

東北のいいところです。
ハクサンチドリはガスの中でもきれいでした。
ショウジョウバカマもありました。
まだまだ雪が豊富に残っていて、そのまわりにはフキノトウも出ていました。

小雨とガスの中、久しぶりに藤七温泉で露天風呂に入りました。

昔とほとんど変わっていなくて、それがいいのかもしれません。

大好きな産直のお店にも寄り、楽しい東北の山旅を締めました。