花紀行
田代向→桜と菜の花の松田山→川音川
予定を変更して、天気が良いはずったこの日ですがどんより曇り。

一応降水率はゼロだからま、いいか、とプラス思考で気持ちを切り替え歩き出しました。

田代向から自然休養村を通って山道へ入ると最初はちょっと薄暗い植林帯。ここはおしゃべりで明るいムードに変えます。
しばしでポッカリ開けた展望地があらわれ、これはうれしいプレゼント。

真新しい道標があり、このコース整備が進んだもようです。
冬枯れの道をさらに進むと前方が明るくなって、またまた展望地。

ここは高松への分岐です。もう少し暖かいときなら、晴れた日なら、のんびりするのに絶好の場所です。
ちいさな流れを渡るとこのコース一番の急登が待っていました。

ゼイゼイ!でも、こんなにすてきな風景が用意されていました。

「いいじゃない、いいじゃない?」足元には茶色の落ち葉がいっぱい。

思いがけないこんな場所との出会いがあるから、やっぱり山はやめられません。
あずまやも設置され、高松山、檜洞方面も見渡せます。
あずまやからそのあとも、雰囲気の良い雑木林の道が出てきます。

秋ごろには花も多そうです。

芽吹きの頃にも来てみたいな、そんな魅力を感じるコースです。
最明寺史跡公園にむかう頃から、白いものがパラパラと舞い、公園に着いた時にはかなりの降り。

乾いた小さなあられの粒がコロコロ落ちてくるさまはなんだかとても愉快でした。

手早く食事を済ませ松田山に向かいます。退屈な車道歩きかと思っていたのですがこれがなかなかいい雰囲気なのです。
ロウバイ真っ盛り。いい香り。

あられが雪に変わっていましたが、これもまた風情あり!
みかん畑も目につきます。もう、終わりね、そんな話をしていたら出あったおじさん (わたしたちもおばさんですが)が「どこ行ってきた」「今取ったばかりで甘いみかんだから持っていけ」

ワーイ!ほんと!とっても甘いのです。

「桜が咲く頃またおいで」

こんな出会い、こんなやさしさにすごくあたたかくなったわたしたちでした。ありがとうございました。
さくらが咲いていないのはわかりきっていましたが、それでもここに一輪、あそこに一輪と見つけると、なんだか宝物に出会ったようでうれしくなりました。

人もいなくて(この天気では当然ですが)ひっそり、静か。これもいいかな、なんて思えます。
「さくら祭り」の看板も寒そう。でも必ず春になるのですから。

みかんをいただいたり、松田駅までのバスの運転手さんもやさしくて、駅前の「町の駅」の方々も親切で、寒かったけれどほのぼのした一日でした。

そしてあのすてきな雑木林、また季節を変えて歩きたい山ができました。