北アルプス
花の雪倉、朝日連峰(其の二)
今日の目的地は蓮華温泉、歩くのはこの日で終わりです。

白々と夜が明け、テントの人たちも出発準備をしていました。
登りだすと背後に剣がくっきり。

岩肌の重厚さ、やはり存在感のある山です。
昨日登った朝日の山頂にまた着きました。

気分新たにいくぞーと張り切るわたしたち。
朝日岳から下りだすと、雨飾、火打、高妻山方面が雲海の上に浮かび荘厳な景色が広がります。
まずは豊富な雪渓の脇を下ります。
すぐ前を行く人たちのシルエットがすてきです。

自分たちのシルエットが見られなくて残念。
白高地沢の源流をトラバース気味にゆったりと高度を下げて行く道は、またまた花、花、花が続きます。
そして雪渓から落ちる冷たい水。

何よりもこの冷たさが最高!今はビールよりこの水です!
後ろを振り返れば、抜いたり抜かれたり、同じように蓮華温泉に下りるパーテイが続きます。
今日も雲ひとつなく強烈な日差し。

でも昨日の最後の下りとはうってかわって順調です。
雪渓の脇にまたハクサンコザクラ。

何度見てもこの花はすてきです。
五輪の森から抜け出ると緩やかな草原が広がります。
ここは本当にハイジになれそう。今回いくつ花を見たのでしょうか、

途切れることなく次々とあらわれ、その美しさに何度も救われました。
花薗三角点に向かって日陰のない階段が続きます。

登ってくる人には心底頭が下がりました。
カモシカ坂を下って白高地のほとりで冷たい水に癒され、最後の登りにそなえました。

兵馬ノ平は花が盛りを過ぎていましたが、ここも広大な湿原です。
今回の「お得意」は「水タオル、水帽子」 流れがあるとタオルや帽子を水に浸すのです。

ひゃあー、気持ちいい!これで元気百倍です。それでもあっという間に乾いてしまう暑さでした。

ストックにタオルを付けて「水タオル!」こんな技術も生まれました。
ゴールの蓮華温泉です。

受付後、スイカを食べる人、缶ビールを飲む人。

以前よりきれいになった蓮華温泉が天国に思えました。
お風呂に入って、ぐっすり眠って、起きた朝。

今日はもう、歩かなくていい!だからみなさんの笑顔、余裕ですてきです。

お疲れ様でした。素晴らしい花でした。景色でした。今回の頑張り次の山に活かしましょうね。