丹沢の黒部の紅葉を楽しむ
雨山峠から玄倉林道
雨山峠を最後に越えたのはいつだったのだろう。

そんなことを考えながら寄大橋から入りました。

かつては沢通しに問題なく歩けていた気がしますが林道終点からは道標があり高まき道です。
沢に下りると何回か沢を渡りますが、水量も少なく石伝いに渡れました。
河原が広いところもありますが、親切な目印がありこの日はまったく迷うところもありません。
川を渡ると、また高まいて次第に高度を上げていきます。

山々はやわらかな色合いの紅葉がすてきです。
先週の早戸川では靴を脱いで裸足になりひざ上の渡渉で「しびれるような快感???」をいやっというほど堪能させていただいているので今日は天国、天国。
記憶はもう定かではありませんが、確かに荒れた感じが支配しています。

でも文句なしの青空にうきうきです。
見事な白ザレがあり、紅葉が映えます。

自然は、荒れても、崩れてもなぜかちゃんと美しいのですね。
さて、まず木のはしごです。

ちょっと細めの木で作られていて体重制限がありそうな‥‥。
ベンチのある釜場平を過ぎると、木や金属性の桟道が多くなってきます。

このころより降りてくる人とちらほらすれ違うようになりました。

それでも水音が気持ちいい静けさです。
崩れては付け替え、また崩れては付け替え‥。

ザラザラの斜面はきっといとも簡単に崩れてしまうのでしょう。
整備をしてくださることに感謝、感謝。
急な金属の階段を登ると、そろそろ終盤の沢底歩きになります。
河原から高まき、桟道のトラバース、そして沢歩き、雨山峠へは短い中にも変化があって楽しい道です。
沢の中から紅葉もなかなか、自然が濃く感じられてあきることがありません。
峠にむかって最後のトラバース。

ザレが風景を引き締めます。
本日の最高点雨山峠。

先週も今週も丹沢は大賑わい。でもそれでもやっぱりここはまだまだひっそりして、いい。

静かな檜岳への稜線もまた歩いてみたい、そう思いました。
さて下りはまたザレ、桟道、が続きます。
後ろを振り返れば‥。

こんなにきれい。
ちょっとだけ気をつけていきましょう。
すぐ横を流れる雨山沢はなめらかな岩肌を滑るように水が流れなんとも美しい。

ミニ西沢渓谷といった雰囲気があります。

若かったころ何回も通った場所なのに、こんなきれいな流れが記憶に残ってないなんてあのころは何を見ていたのでしょうね。
林道が近くなると、沢幅が広くなり午後の光の中で谷全体が輝きを増します。

いいなあ、西丹沢への入口、雨山峠はやはりすてきでした。
林道に下りてびっくりしたのは人がいっぱいだったこと。

犬を連れた散歩風の人たち、カメラ片手に普通の靴で歩いている人、登山でない人たちを多く見かけました。

あとで知ったことですが、数日前に「玄倉の紅葉」が新聞に載っていたからだそうです。西丹沢の白い岩と美しい流れは確かに紅葉をきわだたせています。
今日は山頂には行かない山歩きでしたがそれでも満足感がありました。

ヒルやダニでいつかしら足が遠くなってしまっていた丹沢、でもやっぱりすてきでした。

久しぶりのKさん、M子さんとの山もうれしくて新松田の駅前飲み屋でも楽しく盛り上がりました。