渓谷にはえる紅葉と展望の山
千葉 梅ケ瀬渓谷と大福山
五井駅で特急新宿さざなみから小湊鉄道に乗り換えると途端にローカルな雰囲気になります。

景色ももちろんですが、途中停車中の車内にコーヒーやマドレーヌ、焼き芋を売りにきたり、駅構内でおはぎを買ってくる人もいて、混雑していたけれど和やかなムードが漂いました。
養老渓谷駅は地元の特産品の出店がなんともにぎやか。

各方面行のバスは長蛇の列、わたしたちもシャトルバスで梅ヶ瀬渓谷入口まで運んでもらいました。

渓谷に降り流れに沿って歩き出します。谷の右側はシダの洞窟のような崖、南国の島にいるような気がします。
時々流れを渡り奥へ奥へ。ツアー客も多いのですがやり過ごせば以外と静かです。
この渓谷の見所は浸食崖と紅葉。どうしてできたんだろう?

水で浸食?

削るほどの水量とは思えないのですが。
カメラと三脚を持った人がたくさん見られました。

楽に渓谷を歩けるし、紅葉と合わせればきっと絵になるからかも。
小さな流れですが川底の岩盤がきれいです。

夏ならジャブジャブ入ったら楽しいかも。でもヒルが怖い。
時々沢幅が大きくなり開けた場所では崖と紅葉がきれいです。
こんな天然洞窟もあって‥。

カップルが楽しそうに通り抜けていきました。

ワンワン!なぜか吠えたくなってしまいます。
見事な円形劇場。
もみじだけでなくイチョウの木もあり、岩に張り付いた葉がこんなにもすてき。
そうこうするうちに日高邸跡地に着きました。

昼食をとっている人たちのなんと多いことか。

明治の頃、志高くここを理想郷として開こうと努力した方がいたそうでその跡地ですが、こんな山奥に‥‥昔の人はスケールが違うのかもしれませんね。
わたしたちもみなさんにならってランチタイム。

紅葉とはらはら散る木々を見ながらのランチはなかなかのものでした。
ランチ後ちょっと戻って大福山への登りに入ります。

沢沿いの道から尾根へと取り付きます。
傾斜が増すと紅葉もどんどん見事になってくるのです。
このコースでひとつ学んだこと。

通常山では基本(あくまで基本)として、登り優先、があるのですが今日は降りてくる団体に道を譲っていると後ろから追い越していかれるし、次々降りてくるしで、そうかあ、ここは待っていないで適当に登らなきゃだめなんだ、と気づきました。

まあ、郷に入っては郷に従えということもありますから。
中腹は本当に紅葉がきれいです。

間に合ってよかった。
振り返ってまた堪能します。
舗装道路に出てからは山頂にある白鳥神社へ急な階段をぶつくさ言って登りました。

この後わたしたちは隣の無名峰にもけなげに往復しぶつくさ言って戻ったのです。
あとは舗装道路を出発点に戻るだけ。

「大判焼」「ビール」の看板をちらと横目で見て下ります。

千葉の山はいつも年が明けてから「水仙」「菜の花」が目的になっていたのですが、紅葉もなかなかすてきでした。
養老渓谷駅に着くと、ちょうど乗り換えで特急新宿さざなみにいい時間でした。

小湊鉄道の各駅では地元の方たちによるイルミネーションが飾られていて暗くなるとチカチカかわいらしく点滅します。

なんかのんびりしていい旅だったかも。遠いけれど小湊鉄道好きになりそう。