西会津の秘峰 圧倒的な岩壁とブナ
木地夜鷹山(859m) Part 2
ここまで履いてきた渓流シューズ、長靴から登山靴に履き替え、頂上へ向かいます。
所々にある赤テープをひろいながら、適当に登り易いところを登ります。

見事なブナ林に辛い?登りも吹っ飛びます。

地図で見ると急斜面ですがジグザグにとれるので思ったより楽に700mの緩斜面に乗れ、満開のイワウチワも楽しみました。
そして最後の急登とザレ場を過ぎると、山頂でした。
しゃくなげとイワカガミが出迎えてくれた山頂。

はるか目の下には百戸沼が見えます。

照り返しが暑く、ほんの少々ある木陰にはいって休憩。
キツネ戻しは木々にさえぎられうまく撮ることができませんでしたが、木地夜鷹山から夜鷹山への稜線とその周辺の雪崩に磨かれた岩肌は充分険しさを見せていました。
会津と越後の国境いの山々はなんて深いことか‥‥。これが見たかった。
さて、下りは慎重に、です。

このザレで足を滑らすと百戸沼まで一気に「お先にー」になってしまいそう、ゆっくり慎重に下ります。
ま、落ちても支障のないところでは、お好きな降り方でどうぞ。
いろいろ賑やかな声が後方から聞こえますが、それぞれの方法で下りを楽しんでいるのでしょう。
でも、でもブナの素晴らしいこと!

先頭を行くAさん、うーん、すてきな絵になってますよ。
傾斜が緩むとどこでも下れそうです。

雪をひろってなるべく楽なコース取りを考えます。
「渓流シューズ見っけ!」 みんなの靴をデポした木が見えてきました。
ここから見る百戸沼は神秘的な色をたたえていました。

きっと紅葉の頃もきれいなんでしょうね。
靴を履き替えひと休みしたらまた下りが待っています。

でも満足感からとてもすてきな笑顔です。
下りはやっぱり早い。でも終わってしまうのがもったいないような不思議な気分になります。

ここも、あそこも、登りで見た風景がいとおしく感じられてしまいました。
枝沢のちょっといやらしい登り。

ここさえ過ぎればあとは楽勝。
高巻き道から河原に降りてニリンソウの道を辿って‥‥。

見上げれば山桜、ハラハラと花びらが舞っていました。
通いなれた?渡渉コース。昨日と今日でみんな渡渉の名人になりました。
数年前に木地夜鷹山を知り、行きたい山リストに入れました。期待通り、いや期 待以上の山でした。標高からは想像できない自然の濃さ、山の深さ、でもどこかにやさしさが感じられる山でした。ひと言でいえば心が豊かになる山だったよう な気がします。そしてちょっぴりシビアな場面でも落ち着いて行動してくれ、なごやかムードを終始作ってくれたすてきなメンバーに感謝です。すてきな山を登 らせていただいた会津、福島にも。