中央沿線 矢の音
633m周辺の地図読み
取り付き点まで相模湖駅からタクシーで来ました。短い距離だったのですがとても 感じの良い運転手さんでうれしくなります。

しかし、寒い日です。最大の寒波だそうで強烈な北風に地図がバタバタあおられます。

目指す尾根をコンパスで確認 したり、地図上の1ミリ、2ミリはだいたい何歩くらいなのかなど検証しつつ出発。
尾根に乗ると道は尾根上ではなく、緩くはずして付いています。

途中休憩をとるものの風が強くて、少しでも風当たりの弱い場所をと、さりげなく、しかし熾烈な場所取りが展開されたのです。

一見のどかな休憩に見えますけどね。
奈良本から来る林道と合流すると所々雪が見られました。

ここまでの所要時間は、地図をみて想定した時間とほぼ合致しました。
562mピークを過ぎてから再び矢の音までの所要時間を距離や標高差から推定し ました。

100mの標高差で約15分から20分として‥

「いやあ、わたしたちゆっくりだから少し多めにとったほうがいいんじゃない?」

謙遜なの か、駆け引きなのかこの辺面白いですね。
矢の音で休憩後南尾根を下ります。地図とコンパスで進行方向を確認し て‥。

出だしは広い斜面ですがすぐに顕著な尾根になります。しかし傾斜がけっこう急でした。

乾いていて土がザラザラなのとまっすぐ降りていくため、 こういう下りが苦手な人は「もう、地図読みどころじゃない、下りに専念させて」と必死です。
410m地点から貝沢に降りるか、横橋に降りるかを検討、相模湖駅に近い貝沢へのコースをとることにしました。

やや急な斜面もありますが、雑木林がすてきな雰囲気を出しています。

相模湖の湖面が近づいてきました。
下りの想定時間は急だったり、ザラザラの滑りやすい斜面だったりするとわたしたちの場合、通常より時間が必要でした。

山行を計画する上でこれもしっかり頭に入れておきましょうね。
尾根が終わり「与瀬宿一里塚」の標識にぽんと出ました。

やれやれ、ほっとして広場で休憩。

右手は甲州古道で気持ちの良さそうな道が伸びていました。
ウオーキングや古道歩きの人たちに今人気の古道ですが、先ほどの一里塚の表示から草が生い茂る道を貝沢沿いに行くとちょっといやな下りで沢を渡ります。

「ここが今日の核心部かも」そんな声もありました。

古道歩きをお気楽と決め付けてはいけないですね。
貝沢コースの林道に出ればすぐに20号。この日地図読みで立ち止まったりが多 かったにしてもフリースもコートも着たままの寒い日でした。それでも進行方向確認や等高線の読みは格段と上達してきました。

「地図読み、面白くなってき た、今度自分たちだけで行ってみない」 その積極性いいですね。寒かったけれど、1回目より2回目と地図とどんどん仲良くなっていく様子がはっきり見えて 手ごたえの感じられた日でした。